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一般財団法人 とらまる人形劇研究所
〒712-8014 岡山県倉敷市連島中央1丁目11-7

2018年度作品(上演作品のご紹介)program


うら終了御礼らかなある春の日、傘屋の母親と息子の庄太が庭いっぱいに傘を干していました。風が出てきたので庄太が傘をとりこもうとしたとき、春一番が吹いて、庄太はあれよあれよという間に傘をもったまま飛ばされてしまいました。
風にのって空高く舞い上がった庄太は、落ちないように必死で傘にしがみついていましたが、とうとう傘がこわれて真っ逆さまに地面に落ちて…、かと思ったら着いたところは雲の上。目の前にあらわれたカミナリ様の顔を見て、庄太は大声で泣き出しました。カミナリ様は庄太をなだめすかして飛んできたわけを聞きました。家に帰りたいとぐずる庄太でしたが、地上に帰る方法がみつかるまで、しばらくカミナリ様の仕事を手伝うことになりました。雨をふらしたり、風をふかせたり、もちろんカミナリをおとしたりするのが仕事ですが、どんな仕事にもいろんな「わざ」や「ちえ」がいります。季節によって雨や風の強さもちがうし、つかう道具もちがいます。自然のしくみについても知らなければなりません。庄太にとってはなにもかもが初めての体験で、失敗ばかりでしたが、春から夏へ、秋から冬へと季節はめぐり、泣き虫でわがままな庄太にも少しずつやる気が出てきました。
一年が過ぎたある日のこと、庄太がなにげなく下界を見下ろしていると、色とりどりの傘が干してあるのが見えました。その間を動き回る小さな人かげはきっと母親にちがいありません。そう思ったとたん庄太の目からは大粒の涙があふれでました。その涙が陽にてらされてキラリと虹色にかがやいたのを見て、カミナリ様にある考えがひらめきました。
「庄太、仕事だ、雨をふらせる用意をしろ!」……はたして、庄太は無事に家に帰ることができるのでしょうか?

2020年新作上演中!

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